新ブランドに向けて

 一澤帆布加工所の"Staff Message"が更新されており、新ブランドとこれからの帆布カバンについて短いながらもコメントが掲載されています。

 店舗在庫がつきて「一澤帆布製」タグのついた製品の販売と生産を停止したことが記されたあとで、

新工房で作るカバンは、今までと変わらぬ品質のまま新ブランドとして新しい店舗で、皆様にお目見えします。

というコメントが。これを少しだけ裏読みすると、

  • 既に新工房のめどがついている
  • タグ以外の製品そのものの変更はほぼない
  • 売店舗も、これまでの知恩院前から変わる

と私なんかは思ってしまうのですが、どうなんでしょう?


 一方、「一澤信三郎さんを応援する会」にも動きがここ数日あります。3月3日付で「設立のいきさつ」がアップされ、そこで

  • 義援金の目的は、当初は信三郎さんのことをよくご存知の京都の方々で応援の新聞広告をだすことだった
  • しかし新聞広告は高額のため、現在はほかの告知方法を模索していること
  • 義援金は「信三郎さんご夫妻、及びお父様と親交のあった方々に呼びかけており、今のところは広く一般の方々までにお願いをすることは考えて」ないこと


が、明瞭になりました。趣意書自体も、親しい方同士のものだったらしく、一般向けではないことが現在は明記されてます。


 こうした変更を見ると、会自体は京都の顔見知りによびかける意図で設立され、サイトもその延長としてつくられたようなのですが、会の事務局の方々が思っていた以上に反響を呼んでしまい、方針も変えざるを得なくなってしまったといったところなのでしょうか?


 ともあれ、以前の「応援する会」のサイトをはじめてみたとき、義援金や趣意書の項目をみて、ちょっと応援するのをためらってしまったのですが、現在は一般の人からは信三郎さんあての応援メッセージをフォームで募集しているだけなようなので、私も送ってみようと思います。