2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

一澤帆布、製造休止

先日もエントリーした、京都の帆布専門カバン店、「一澤帆布」の相続問題。 事の起こりは各種報道によれば、「一澤帆布」の先代、信夫氏が2001年に死去なされたあと、信夫さんの三男で現在のブランドを確立した信三郎さんと、それまで経営に携わってはこなか…

国際シンポジウム「アウグストゥスの別荘?」

留学後はイタリアの古代史を学ぼうとしている私。昨日、上野の国立西洋美術館講堂で行われた、「国際シンポジウム『アウグストゥスの別荘?』」と題した国際シンポジウムに行ってきた。 このシンポジウムはイタリアのヴェスヴィオ山の麓、ソンマ・ヴェスヴィ…

一澤帆布相続問題

カバンにはこだわる私。といっても、ヴィトンやグッチやエトロのバッグに走るわけじゃない。私はちょっと近所にお茶をしに行くにも、お財布や携帯、iPod、手帳2冊、あらゆる文具、文庫本一冊、ハードカバー一冊などを最低持ち歩く。これが大学の講義に行くと…

イタリア語の手紙の書き方

3年近く事務の仕事をしていたので、それなりにフォーマルな手紙やFAX、メールの書き方は身に着けていた。 でも、イタリア語で大学事務所や教授とやりとりをするとなると、まずその書き出しから詰まってしまう。英文と日本語の手紙のあいだに差があるように、…

Cross the Border

REALTOKYOという、都内のアートシーンを紹介するwebサイトを見ていたら、おもしろい記事を見つけた。 http://www.realtokyo.co.jp/japanese/column/ozaki0133.htm このサイトの編集長、小崎哲哉さんのコラムなのだけど、おとといこのブログでも取り上げた国…

表参道

4月にイタリアへ向かう準備を再開して、日々にはりがでてきた。まだ住むところも決まっていないし、それどころかビザも取れていない。ただ新しい街、新しい大学で好きなことを学ぶことができる。 ふっ、と、こんな感覚いつ以来なのか考えた。ちょうど今から1…

アーティスト・イン・レジデンス

国際交流基金のサイトを見ていたら、"Rapt! ― contemporary art from Japan"という事業を見つけました。

ムハンマド風刺漫画について欧州委員会委員長の声明

はてなアンテナ経由で、世界中に影響が広がりつつある預言者風刺漫画について、2月15日付けで欧州委員会委員長が声明を行っているのを見つけました。 http://jpn.cec.eu.int/home/speech_jp_SPEECH20012006.php

クロード・ルルーシュ来日

'66年のフランス映画、「男と女」で名高い映画監督クロード・ルルーシュが、3月15−19日に行われるフランス映画祭2006に新作「愛する勇気」を携えて来日するそうです。 何年か前に横浜で行われていたフランス映画祭にふらっと行ったときに、彼の近年の監督作…

国際シンポジウム「村上春樹をめぐる冒険」

今朝、日経新聞朝刊の文化欄を見ていたら、3月25、26日に東大で村上春樹に関する国際シンポジウムが行われるというトピックスが掲載されていた。国際交流基金主催。 『春樹をめぐる冒険―世界は村上文学をどう読むか』-国際交流基金 日本文学の翻訳・出版とい…

在日イタリア大使館職員募集

在日イタリア大使館で現地採用職員の募集を行っています。詳細は、 在日イタリア大使館 の 募集要項PDF(イタリア語) まで。 すごく、大変そう。

Andy Caldwell & Latrice

たまりにたまったRSSリーダの記事を見ていたら、クラブカルチャージャパンのサイトのリニューアルの記事を発見。以前はクラブイベントとかをたまにチェックしていたのだけど、実家に戻ってからはその必然性がなく(田舎なので)見ていなかった。DJ selectionの…

生活の変化。

京都旅行から帰ってきてから、なにかとばたばたとしてるうちに過ぎてしまった数日。旅行自体は実りの多いものだった。写真は、伏見の竜馬通りを歩いていたときに見かけた、お茶屋さん。ちゃんと昔ながらのお茶箱を使っていたりして、生活に生きた風景がある…

到着。

明け方に到着。 さすがに疲れを感じたので、京都タワー地下にある浴場へ。一時間近く寛ぐ。 地上にでると、宵闇から、曇り空ながらすでに明るい。近くのスタバにはいると、 「いいにおひしてはりますなぁ。なにかつけてはるんですか?」 とレジの女の子に言…

車窓から。

と、いうわけで、京都へ行ってきます。 トリノを見ていたら、いっこうにこない留学先の大学からの返事にストレスを感じはじめたので、気分転換に。 とりあえず着替えと文庫本とiPodをかばんにほうり込み、京都の知り合いに「そんなわけでよろしく」と一方的…

そろそろ出発

そうだ、京都へ行こう

Google Earthで現地を疑似体験

実は、トリノには行った事がない私。オリンピックが近づくにつれ、「どんな街なの?」、「今回のアルペンスキーの会場はどんなコース?」と聞かれたりするようになってきたのだけど、サヴォイア王家の発祥の地で、フィアットの本社がある、ぐらいの知識しか…

ラウラ・パウジーニ、グラミー受賞

ESCUCHAアーティスト: Laura Pausini出版社/メーカー: Warner Music Latina発売日: 2004/10/26メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 第48回グラミー賞のベスト・ラテン・ポップアルバム部門で、イタリアの人気女性ボーカル、ラウラ…

オリンピック村の違和感

オリンピックまであと2日。選手村も何とか工期を終えて無事開村したようですね。 http://www2.asahi.com/torino2006/news/TKY200602080101.html ただ、オリンピック村の写真を見るにつけ、ちょっとした違和感が。そう、このカラフルな街並み、イタリアで見た…

国立の三角駅舎

もう何年も前、志望大学をすべて東京の大学にしたのには2つ理由がある。ひとつは、当時うちの田舎には映画館がなく、何キロも離れた隣町の2つの映画館も小さい上に、私の好きなインディペンデント系の映画が上映されることが皆無だったこと。もうひとつは、…

デンマーク風刺画に対する欧州委員会副委員長の声明

昨日エントリーした風刺画問題。勢いで書いたところもありちょっとまとめきれなかった。 今日は偶然、駐日欧州委員会代表部のサイトでこの問題に関する欧州委員会副委員長の声明をみつけた。 http://jpn.cec.eu.int/home/news_jp_newsobj1567.php バランスの…

デンマーク風刺画問題。

デンマークの出版社が昨年末に自紙に掲載、その後確実に広がりを続けていたイスラム風刺画問題がここにきて引き返せないものになってきている。 日本では、「小林恭子の英国メディア・ウオッチ」というブログが問題の初期から追いかけていらっしゃるが、ここ…

読書漬け

朝から空模様があやしかったので、午前中にさっと用事を済ませてから、行きつけの喫茶店で読書。「むずかしい愛」、「水に流して―カルヴィーノ文学・社会評論集」、「ウンベルト・サバ詩集」を交代で読む。 なんとか「水に流して」を読みきるつもりだったの…

イタリア、という女。

「読んで旅する世界の歴史と文化 イタリア」を読みました。タイトルどおり歴史と、建築・美術・デザイン・文学・演劇・音楽・映画などが、要点を抑えて簡潔に書いてありました。 昨年、語学留学していたときにイタリア文学や映画、音楽に関する授業が(当然イ…

ペルージャにまつわるあれこれの一日。

最近のネットの普及で、日本にいながらにしてイタリアの国営放送、RAIのニュースを簡単に見ることができる。 Rai News: le ultime notizie in tempo reale – news, attualità e aggiornamenti ポッドキャスティングのリスニングだけだと理解できないニュース…

「向かいの窓」とジョヴァンナ・メッゾジョルノ

前回のエントリーでも触れた、ジョヴァンナ・メッゾジョルノの「向かいの窓」。私が初めてこの映画を観たのは、2年前の5月に行われたイタリア映画祭。 イタリア映画といえば、「ニュー・シネマ・パラダイス」と「ライフ・イズ・ビューティフル」ぐらいしか観…

第78回アカデミー賞ノミネーション

3月5日に発表される、第78回アカデミー賞のノミネーション作品が発表されました。 明日の朝刊の文化欄には、『「ハウルの動く城」がアニメーション長編作品部門にノミネート!!』とか、『"Brokeback Mountain"が最多8部門ノミネーション』という見出しが躍る…