イタリア

イタリア大学制度についてのメモ。

そろそろ2008年度のイタリア留学準備が本格化してきます。周りの語学留学生たちからあれこれ質問も多いので、ここにまとめ書き。とりあえず今日はイタリアの大学制度について。ですがイタリアの教育制度は現在改定のまっただなかで、私がここに書く情報は200…

地図を買いに。

1週間前のことになるのですが、地図を買いにフィレンツェまで行ってきました。といっても、地図屋さんとか、大型書籍店に行ったのではありません。目的はIstituto Geografico Militale(軍地理局)本部。 ここしばらくアレッツォ周辺地域の調査をしていたの…

カスティリョン・フィオレンティーノ訪問

map:x11.9159y43.3422:hybrid:h300 潜り込んで聴講している学部の「エトルリア学」の授業で、今日はアレッツォとコルトーナのあいだにある街、カスティリョン・フィオレンティーノの見学でした。この町を訪れるのは2回目。1回目は、私が所属しているマスター…

コピー屋さん、"コピステリア"

日本の大学何かだと、研究棟や図書館にコピーカード対応のコピー機が置いてあって、学生、特に文系の学生なんかは希少本のコピーで一日コピー機にへばりつき、後ろに並んでる学生に「いい加減にしてください!」と言われても、「いやでもほらあと少しだから…

マメーリの讃歌

イタリアの国歌は「マメーリの讃歌」とも呼ばれます。これは作詞家の名前からそう呼ばれているのですが、このマメーリはイタリア統一運動"リソルジメント"に参加していた経歴があるだけに、かなり祖国愛に満ちた歌詞になっています。いきなり古代ローマの名…

ローマの遠足。

昨日は、アレッツォの小学生のローマ遠足に同行してきました。私の教授が地元の子たちにローマの歴史を語る、と言う遠足だったのですけれど、それにイタリア人の学部生、私、そして私の友達でアレッツォに語学留学しているRちゃんが便乗。専門家にローマを案…

social capitalとイタリア

ネットサーフをしていたら、IT関連記事でお名前をよく拝見する池田信夫さんが、イタリアについてご自身のブログでエントリーされているのを見つけた。http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/cf4d74f80b211e21379a7c2daecf4d99お仕事でローマに滞在されているよ…

「海外勤務者のための医療・衛生情報」ミラノ版

海外勤務健康センターのサイトで、「現地在留邦人が推薦するイタリア・ミラノ医療機関・医師リスト(1993年版)」を見つけました。 もう13年も前の情報ですが、何かの役に立つかもしれないのでとりあえずメモ。http://www.johac.rofuku.go.jp/HP.LIST/Milano…

アレッツォ、ジオストラ・デル・サラチーノ(馬上槍試合)結果速報。

9月4日日曜日、イタリアはアレッツォで行われた伝統行事、ジオストラ・デル・サラチーノ(馬上槍試合)の結果速報。 各地区のお披露目のあと、5時半過ぎに試合開始。4地区の実技順は、ポルタ・デル・フォーロ地区→ポルタ・クルチフェーラ地区→ポルタ・サントス…

盗難時の対処法

先日、ローマの三越を訪れたところ、盗難時のローマでの連絡先の書かれた紙が置いてあった。結構重宝する情報なので、ネットにもあがってないか見てみたのだけど、無いようなので転載。 クレジットカードの盗難・紛失 会社名 カード T/C 備考 アメリカン・エ…

華の都

フィレンツェ、それは華の都。そを訪れずしてイタリアを語ることなかれ。 中央駅を降り立って正面に建つサンタ・マリア・ノヴェッラ教会のファサードの華麗さ。これがドゥオーモ(主教会)でないことに驚きながら石畳の道を進むと、石造りのパラッツォ(館)のあ…

二転三転

昨日は税務番号を取得後、ペルージャへ。知り合いに預けていた荷物のうち、当面必要なものを運びました。 で、今朝。学生証の手続きをしに国際課へ行く。10分で終わる。えぇ?ホントココはイタリアですか? 時間が空いたので、教授に会いに行く。いきなり「カ…

"ラ・ミア・スタンツァ" 〜私の部屋〜

昨日で無事ビザも航空券も取得し、あとは荷造りと、最大の難関家探しが残るだけに。 だいたい、アレッツォの家賃は高い。 不動産屋に問い合わせたところ、1Kで500〜600ユーロ。日本円で7万から。もともと景観保護による規制で住宅の数が少ないイタリア。概…

World Baseball Classic: vittoria del Giappone!

今日は所用で名古屋まで行っていたのですが、帰って来たころにはWBCが終わっていました…。観たかった…。 さて、サッカーとモータースポーツが常にスポーツの上位を占めるヨーロッパの中でも、数少ない野球国であり日本代表との試合経験もあるイタリア。今回…

イタリア大学留学 〜政府給費留学〜

前回に続いて、留学の手段についてまた書いてみます。 さて、残る2つの 政府給費留学 私費留学 ですが、この2つに関しては基本的に、在日イタリア大使館の文化部にあたる部署で、東京は九段下にあるイタリア文化会館を通して申請することになります(実際は…

恋の病

Love Italyという、イタリア情報サイトを見ていたら、日刊紙La Stampaの翻訳記事が イタリア人の10人に6人が、感情による強いストレスが原因で体の具合が悪くなった経験があると答えている。ストレスの内訳は、「恋人と意見がすれ違うこと(64%)」、「家庭…

愛しのアドリアーナ

イタリアに行って驚くのが、美男美女の多さ。私の見たところ25歳前後でその美を保つか、疲れてしまうかしてしまうのだけれど、10代後半から20代前半の美しさといったら…!イタリアに行く前までは、展覧会などでルネサンス時代の肖像画などを見て美しさに感動…

シンポジウム「グレゴリウス16世〜芸術と文化の庇護者」

めずらしく4月からの指導教官からメールが来たと思ったら、「シンポジウムやるんで、来てください」とのこと。場所はローマ、開催日は来週22〜24日の3日間。先生、だから私はまだ日本ですってば。

イタリア大学留学 〜提携校留学〜

イタリアの大学留学を決心したら、次に考えるのはどのような手段で留学するか。これは、 提携校交換留学 政府給費留学 私費留学 の3つに大きくわけることができると思います。

イタリア映画祭2006

毎年5月に行われている、イタリア映画祭の公式サイトがオープン。 イタリア映画祭2006 公式ホームページ 今年は5月2〜7日に開催予定。 先日のアカデミー賞外国語映画賞を、惜しくも逃してしまった「心の中の獣」のほか、先日イタリア文化会館で記念上映され…

モンテ物産、中途採用募集中

イタリア関連食品商社のモンテ物産が、東京と大阪で中途採用を行っています。どちらも3月17日書類必着。 モンテ物産中途採用 モンテはつい先ごろまで新卒募集をしていたのですが、中途も行うとは業績が伸びているんですかね?

イタリア大学留学 〜必要な語学力〜

昨年7月の帰国後、トータルで半年以上停滞していた私の留学計画も、ここにきてなんとか動きはじめました。まぁ、あと1ヵ月後には授業が始まるのに家も航空券も決まってない状態ではあるんですが…。そこで、せっかくなのでこれからぽつぽつ、イタリアの大学留…

国際シンポジウム「アウグストゥスの別荘?」

留学後はイタリアの古代史を学ぼうとしている私。昨日、上野の国立西洋美術館講堂で行われた、「国際シンポジウム『アウグストゥスの別荘?』」と題した国際シンポジウムに行ってきた。 このシンポジウムはイタリアのヴェスヴィオ山の麓、ソンマ・ヴェスヴィ…

イタリア語の手紙の書き方

3年近く事務の仕事をしていたので、それなりにフォーマルな手紙やFAX、メールの書き方は身に着けていた。 でも、イタリア語で大学事務所や教授とやりとりをするとなると、まずその書き出しから詰まってしまう。英文と日本語の手紙のあいだに差があるように、…

在日イタリア大使館職員募集

在日イタリア大使館で現地採用職員の募集を行っています。詳細は、 在日イタリア大使館 の 募集要項PDF(イタリア語) まで。 すごく、大変そう。

Google Earthで現地を疑似体験

実は、トリノには行った事がない私。オリンピックが近づくにつれ、「どんな街なの?」、「今回のアルペンスキーの会場はどんなコース?」と聞かれたりするようになってきたのだけど、サヴォイア王家の発祥の地で、フィアットの本社がある、ぐらいの知識しか…

ラウラ・パウジーニ、グラミー受賞

ESCUCHAアーティスト: Laura Pausini出版社/メーカー: Warner Music Latina発売日: 2004/10/26メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 第48回グラミー賞のベスト・ラテン・ポップアルバム部門で、イタリアの人気女性ボーカル、ラウラ…

オリンピック村の違和感

オリンピックまであと2日。選手村も何とか工期を終えて無事開村したようですね。 http://www2.asahi.com/torino2006/news/TKY200602080101.html ただ、オリンピック村の写真を見るにつけ、ちょっとした違和感が。そう、このカラフルな街並み、イタリアで見た…

読書漬け

朝から空模様があやしかったので、午前中にさっと用事を済ませてから、行きつけの喫茶店で読書。「むずかしい愛」、「水に流して―カルヴィーノ文学・社会評論集」、「ウンベルト・サバ詩集」を交代で読む。 なんとか「水に流して」を読みきるつもりだったの…

イタリア、という女。

「読んで旅する世界の歴史と文化 イタリア」を読みました。タイトルどおり歴史と、建築・美術・デザイン・文学・演劇・音楽・映画などが、要点を抑えて簡潔に書いてありました。 昨年、語学留学していたときにイタリア文学や映画、音楽に関する授業が(当然イ…